ママと子供の睡眠 | 不眠症睡眠障害病院・治療院

ママと子供の睡眠

ママと子供の睡眠問題

子育て時は睡眠がとりにくくなります。妊娠中は体質も大きく変化し、それに伴って快適な眠りができなくなることもあります。子供が乳幼児期、学齢期でも睡眠の質は異なってくるでしょう。子育て期の睡眠はどうしたらいいでしょうか。

●子育て期によくある睡眠の悩み

子供を抱えるママには、睡眠に関する悩みもあるはずです。

次のようなトラブルを抱えていませんか?

このように、育児中に睡眠のお悩みを抱えるママは多いでしょう。上記で紹介したことは、ママが抱えやすい睡眠の悩みです。

子供の乳幼児期は、夜泣きもありますから赤ちゃんのペースに合わせなければならず、好きな時間に眠って起きることが難しくなります。子供の睡眠パターンはママとも違うため、
ママは子供のために睡眠を削ることが増えてしまいます。

●乳幼児の睡眠時間は?



生後3カ月後くらいまでは、昼夜の区別はなく赤ちゃんは短い睡眠を繰り返します。一日の合計睡眠時間は、約15~18時間になることもあるでしょう。

しかし、ぶっ通しで寝ているわけではありません。3~4時間おきに目を覚ますため、ママはそのたびに起こされてしまうわけです。

その都度お乳を飲ませるのですが、お乳を飲めば今度はうんちをしますから、おしめを取り換える必要も出てきます。

ママはこのリズムに合わせて授乳しなければなりませんし、おむつの交換も伴います。寝ている暇がないくらい赤ちゃんの世話で大変です。

睡眠不足なのにすべてを頑張っていたら身がもちません。

ですから、育児をしっかりやる分、家事は少々手抜きするといいでしょう。赤ちゃんはお昼寝もするので、そのタイミングで一緒にお昼寝して睡眠時間をいたわるのもおすすめです。

●状況別の睡眠問題の解消法

ライフスタイルが赤ちゃん中心になり、寝る時間がほとんどなければ疲れがたまっていく一方です。

育児のほかにも家事もしなければならず、自分の時間がほとんどありません。休みなく働きまわっているようなものなので、脳も疲弊しています。

そんな時はリラックスできる音楽を聴き、日光にもあたってウトウトしてください。体が冷えている場合は、ストレッチやヨガで体を温めてからお昼寝すると、気持ちよく睡眠がとれます。

子供と一緒にお昼寝するのはいいですが、その分夜になると眠れなくなる問題も出てきます。

女性は妊娠、出産、授乳でホルモンバランスが乱れやすいため、日中眠気に襲われます。かといって昼寝で熟睡するのではなく、軽い居眠り程度にしておくといいでしょう。

昼寝は20分程度で切り上げると夜も眠れます。食事も3食決まった時間にとりましょう。

育児のストレスで眠れていない可能性もあります。

夜中に何度も目が覚めてしまったり、早朝に目が覚めてから眠れなくなったりしていれば、過剰なストレスを抱えているのでしょう。

育児のストレスが過剰になっているなら、寝る前に軽く運動し、体を温めることをおすすめします。ライぞ体操は軽い運動をしましょう。温かい飲み物を飲んでリラックスした状態で入眠するのもいいです。

●子育て期の睡眠障害を予防するために




睡眠障害が生じてから対策するのもいいですが、一番いいのは睡眠障害が起きないように予防することです。

自分一人で抱え込もうとするのではなく、キャパオーバーな部分はパートナーにお任せし、
ストレスがたまってからではなく、たまる前にリフレッシュしてリラックスしましょう。